一方、走行面に於いては、6速ATに“ダイレクトモード機構”と、“AAS(アクティブアダプティブシステム)”を新採用。ドライバーの動作意思を瞬時に汲み取り、狙い通りのコーナリング・アプローチや、加減速を行うという。そして肝心要のポイントは、この2Lエンジンに、高剛性鍛造クランクシャフトを採用したことだ。これにより、出力のピークを従来の6,700rpmから7,000rpmへ変更。おまけに最高回転数も7,000rpmから7,500rpmまでに引き上げられており「ガンガン回して抜けるような爽快なエンジンフィールを堪能することができる」と、開発主査の貴島孝雄氏は言う。これぞまさに“人馬一体”といったところか。 |
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