そのダウンサイジングされたロードスター、今回の発表でわかる範囲で注目したいところはタイヤサイズ。 発表会で展示されたモデルにはヨコハマのADVAN Sports 195/50-16 84Vというサイズのものが装着されています。ヨコハマタイヤのサイトで検索をかけてもこのサイズは該当無しなので専用設計のものだと思われます。 昨今のタイヤサイズの流行でいけば、例えばスズキのスイフトスポーツなど、1.6リッタークラスのスポーツモデルでも17インチが装着されていますが、ロードスターは16インチを採用。そして、ブレーキローターやキャリパーを見る限り15インチホイールでも装着できそうな雰囲気です。 タイヤサイズが大型化するとタイヤ価格は上昇します。スポーツカー向けのハイグリップタイヤではそれは顕著。特にサーキット走行を楽しもうと思えばタイヤは消耗品です。クルマは買ったけどタイヤが高くて買い換えることが出来なければ若年層にはアピールしづらい。しかし、16インチのこのサイズであればそんなに高いということは無いでしょうからスポーツドライビングがもっと身近になります。 また、ダートトライアルやラリーなどで使用するタイヤは15インチで扁平率が60程度が上限サイズなので、ロードスターのタイヤ外径を考えればジャストフィット。 ウワサ通り1500ccで登場すれば、全日本ラリーで言うところのJN1クラスに相当しますから活躍の場も広がりそうです。また、スーパー耐久などではタイヤサイズが指定されてしまうST-5クラスに該当しますが、ここでもこのタイヤ外径はちょうどいいようです。 |